
仮交際中のデート代は男性が出すべき?
それとも割り勘?
結婚相談所での“リアルな常識”を、男女双方の目線とカウンセラー視点で
分かりやすく解説します。
目次
普通の恋愛との違いに戸惑う女性たちへ
マッチングアプリや職場恋愛など、一般的な恋愛では
「男性がデート代を出すのが当たり前」と感じる方が多いですよね。
ですが、結婚相談所での“仮交際”では少し事情が違います。
「なんで割り勘なの?」と驚いた女性もいれば、
「全部出してたら続かない…」と悩む男性も少なくありません。
今回は、結婚相談所で活動する男女が感じやすい「デート代問題」について、
カウンセラーの視点から分かりやすくお伝えします。
仮交際とは?本命前の“お試し期間”
結婚相談所での仮交際は、恋人関係ではなく、「お互いを知るための期間」です。
複数の人と同時にお食事やデートをすることも認められています。
つまり、まだ“本命”が決まっていない段階。
男性からすると、すべての女性とのデート代を毎回全額負担するのは、
かなりの出費になります。
男性側の本音:「全員にご馳走は現実的に無理」
例えば、週に2〜3人とお見合いやランチをしている男性の場合、
1回3,000円でも、月に数万円の出費になります。
それが数ヶ月続けば、正直かなりの負担です。
そのため、
初回は割り勘にする。
特に好印象の相手の時は支払う。
二回目以降のデートで気持ちを示す。
といったように、“優先順位”をつけて支払い方を変える男性もいます。
これは決してケチなのではなく、誠実に活動を続けるための工夫とも言えます。
女性側の本音:「割り勘はちょっと冷める…」
一方で女性の多くは、「初回デートで割り勘はちょっと…」
「結婚を考える相手なのに、ケチな印象」と感じてしまうこともあります。
特に、結婚を意識した出会いだからこそ、“頼りがい”や“リードしてくれる姿勢”を
男性に求める傾向があります。
大切なのは「お金」よりも「姿勢」
仮交際のデートで本当に大切なのは、“いくら出したか”ではなく“どう向き合ったか”。
お金よりも、「相手を気づかう姿勢」に人柄が表れます。
男性側の目線:気持ちよく支払う姿勢が大切
男性が全額支払いたいと思うなら、
見返りを求めずに気持ちよくスマートにお会計をすることがポイントです。
その一瞬の所作や言葉遣いが、女性にはしっかり伝わります。
一方で、女性から「割り勘にしましょう」と言われた場合は、
「ありがとう。でも今日は僕に出させてください」
「気を遣ってくれてありがとう。じゃあ次回はお願いしようかな」
といったように、相手の気づかいを受け止めた上で返す一言があると
印象がとても良くなります。
無理に奢る必要はありませんが、「どう言葉を添えるか」で誠実さや余裕が伝わります。
女性側の目線:割り勘を提案する時こそ、伝え方が大事
仮交際のデートでは、男性にすべて支払ってもらうのが当たり前ではありません。
まだお互いを知っている段階だからこそ、「ありがとう」の気持ちを言葉で伝える姿勢が大切です。
もし女性の方から割り勘を提案する場合は、
「今日はご馳走になりっぱなしだと申し訳ないので、割り勘にさせてくださいね」
「次は私が出しますね。今日は本当にありがとうございます」
と、感謝を添えながらやわらかく伝えるのがポイント。
“払う・払わない”よりも、「気を遣ってくれる女性だな」と感じてもらえる方が、
結果的に良い印象につながります。
男性もその言葉から、「この人は思いやりがある」「きちんとした価値観の人だな」と
感じるものです。
まとめ:デート代は“支払い方”より“気づかい方”
支払いの場面は、お互いの性格や価値観が自然に出る瞬間です。
全額出す・割り勘にする──そのどちらが正解ということではなく、
「相手を思いやる気持ちが伝わるかどうか」が一番大切。
気づかいの言葉ひとつで、
その後の関係がぐっとあたたかいものになります。
💬 カウンセラーからの一言アドバイス
デート代の話題は、婚活中に誰もが一度は迷うポイントです。
「奢るのが当然」「割り勘なんてありえない」といった“正解”を探すよりも、
まずは相手がどんな気持ちで行動しているのかに目を向けてみましょう。
支払いの瞬間は、相手の思いやりや人柄が見える場面。
たとえ割り勘でも、
「ありがとう」「今日は楽しかったです」
と心から伝えられる人は、どんな場面でも相手に好印象を残します。
結婚生活でも大切なのは、金額ではなく「気持ちのキャッチボール」。
相手の優しさを受け取り、自分の思いやりも返す。
そんな関係を築けるお相手と出会えるよう、焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。
福岡 天神 結婚相談所ラナスマイル


